ば~との備忘録

日々気が付いた些細な事を書き留めてます。

ビデオカメラとゲリラ豪雨

そんなわけで、炎天下のビデオ撮影はかなり楽になったんですが、そもそも買換えたくもないビデオカメラを買換えた要因は【Theゲリラ豪雨】です。これの対策が出来ないと、再び(T_T)な目に遭う事も・・・

昔は水中でもビデオ撮影出来るような防水ハウジングが売ってましたが、今やNikonが一眼レフの開発止めるぐらいですから、ビデオカメラなんて更に斜陽産業なんで、防水ハウジングなんて売ってません。最後まで防水ビデオカメラを製造してたJVC(Victor)も、家庭向け製品からはしばらく前に撤退してました。なので"鉄壁の守り"は構築出来そうもありません。

困ったときはGoogle先生経由で、先達の皆さまのありがたいお話を聞くしかありません。一眼レフ用のレインカバーを代用するなど、正統派的対策をされる先達がいる一方で、目からうろこオチまくりの対策は「サランラップでまく」でした。

ウチのミラーレス一眼だって光学ファインダーはありますので、カメラで撮影するんであればカメラ用のレインカバーが間違いなく使いやすいでしょう。でも殆どのビデオカメラに光学ファインダーはありません。真横にデンとひらく液晶ディスプレーを凝視しながら撮影するしかないのです。この形状に一眼用レインカバーがマッチするとは到底思えませんし、何より液晶ディスプレーが見えないでしょう。

でも、サランラップなら大丈夫。

まずは液晶ディスプレーをスマホの画面カバーみたいにピッタリラップして、あとはレンズ部を除く本体や、本体と液晶ディスプレーを繋ぐ蝶番的な部分をまるっとラップしちゃえばOKです。

普段、撮影時は一脚か三脚の何れか使いますが、過日、小雨に降られた時は、ラップごと雲台にねじ込んだら本体のラップも剝がれにくり、液晶部分はラップの上から遮光用の液晶フードを更に巻くのでよりしっかりして、浸水はほぼ心配ありませんでした。

雨の降り方にもよりますが、マイク部分をピッタリラップしちゃうと無声映画的な仕上がりになると思われるので、前回小雨時はマイクの前方方向部分だけ少し隙間を開けてラップしました。それでも一応音声は録れてました。

他にマイク部の防水アイディアとしては、安い外付けマイクを追加して本体マイクは完全ラップ、雨にむき出しの外付けマイクが浸水してダメになったら、諦めて取替えるってのもアリかと思います。

ま、ダメになる事前提じゃアイディアとは言えませんが、本体ダメになって買替よりはお財布へのダメージをかなり減少出来ると思います。

何しろラップは電子レンジでも使えるくらいのシロモンですから、ラップ自体は雨水は浸水しません。むしろ巻き重ねた部分からの浸水がリスクですが、でもこればかりは巻く人の技量とセンスでカバーするしかありません。そのかわりに、どこのメーカーのどんな機種でもラップ出来る特性があります。

撮影終わったらラップしたままタオルで水滴をキチンと吸い取って、ラップを剥がせば完了です。

1回使い切りですから、次回降雨時は再びラップすれば新品ですし、小さめのラップを1本バックに入れておけば、急な降雨でも対応出来るところがスグレモノです。